先日お客様の従業員研修に一緒に参加させていただきました。

目的は研修内容を確認させていただくためでしたが、他のことが気になって。。。

みなさん、お持ちのメモ帳とペンはただのポーズ???

メモの取り方なんて確かに改めて習わないよねぇ、、、ということで改めてまとめてみました。

★最強の?メモの取り方~見直さなければただのゴミ~
※「?」をつけたのはサブタイトルからもお分かりのように、最強になるかどうかはメモのその後の使い道次第ということです。ちゃんと「使えるメモ」になるように取るときから意識しましょう。

1)メモ帳のサイズはB6以上。方眼がベスト。もしくは罫線つき。

小さいサイズのいわゆる「メモ帳」は仕事の段取りなどをメモする為には便利ですが、講義や研修のメモは「ノート」と呼べるサイズを使う。
2)ペンは黒のみ。

メモの段階では綺麗に取る必要はないので、複数の色使い(●色ボールペンや蛍光ペン)は取る時には不要。それより書きやすさ(=速さ)を重視したボールペンもしくはシャープペンを使いましょう。
※なめらかで書きやすいものがいいです。私が使っているものをご参考に。(安くてもいい物あります(笑))
・ボールペンはZEBRAのSurari 0.5。 もしくは三菱のBOXY。
・シャーペンZEBRAのDelGuard(筆圧の高い人でも芯が折れない。芯が折れるのも時間のロス)

3)可能な限り、話されたことは全部書く。

ポイントだけ書くのは慣れた方。慣れない初心者はポイントと思ったこと自体がずれている可能性も。「可能な限り」全て書き、取りそびれの無いようにすることが先決。
一言一句書けと言っているわけではありません。文章のまま書くのでなく、語尾を省略などしてスピードアップを図りましょう。
またその場で重要と思った箇所には下線、二重下線程度をつけます。わからないところには下線+?マークをつけて後で必ず質問。

4)略字、矢印、カタカナ多用可。あとで自分がわかればいい。

「&(and)」「w/(with)」などの英語や英語の略字、「国」は「口」などの漢字の略字、アップや上昇などの意味には「↑」を使う。(矢印は複数の話を結びつけるのにも使用)
また全部漢字で書く必要もなく、思い出せないときだけでなく、わからない言葉(熟語)はカタカナで書く。話を続けて聞いていくうちに当てはまる漢字がわかり、意味がわかるときも。

5)右1/3は空ける
あらかじめ縦線を入れて空けておくのがベスト。後でまとめたり、話の後半に出てきてしまった追加情報などを書く為。(追加情報を書くスペースがその箇所にないときは☆や※でマーキング。他の余白スペースに☆や※をつけて書こうとしたことをワープさせて書きます。
以上5つを抑えてメモをとると、後の振り返りが容易になります。見直さなければただのゴミ!ですよ。
★振り返りのときのポイントを簡単に

1)重要な箇所に、二重線、波線、□や○囲み。これで十分目立ちます。

2)1/3空けたところに、感じたこと、自分の行動にどう落とし込めるかなどを書く。必ず覚えておかないといけないことなどをそこに清書するのもアリ。

3)色をつけるならテーマ別に。このときの講義を例にすると、商品・商材についての話はピンク、経営にまつわる数字は黄色、など。

3の応用編として、ノートの達人は、全ての情報を一冊に集約されますが、その際、情報を的確に探すため、ページの淵にマーカーで色をつけたり、色別けした付箋をつけたりされています。
(私の場合は手帳ですが仕事は赤系、子供のことは青系、プライベートは緑系。ノート一冊集約型にはまだまだ達しておらず、あちこちでとったメモ、思いついたことが散乱状態。。。)

最後に!!
「話を聞くだけの学び」ではなかなか成長にはつながりません。そこからいくつ自分の行動にリンクさせて実行できるか。そこで初めて長い時間をかけて聞いたことが無駄にならずに生きてきます。(自戒も込めて)

 

追加(まだあるのかw)

研修などの際、上位者(オーナーや先輩)にもできることがあります。

○話の大事なポイントは、自身がわかっていても、あえて聴きなおす、復唱する。(メモをとる時間を作ってあげたり、記憶に残りやすくしてあげる効果があります)

○研修後(数日経ってからでも)後輩、新人さんたちにポイントについて質問し、思い出させてあげる。

せっかく時間や費用をかけて受けてもらった研修、有意義なものにいたしましょう^^