中小企業庁は、今月28日に開催された「第1回下請等中小企業の取引条件改善に関するワーキンググループ及び第1回中小企業・小規模事業者の最低賃金引上げ力ワーキンググループ」の合同会合の配布資料などを公表しました。

これらのワーキンググループは、「中小企業・小規模事業者の活力向上のための関係府省等連絡会議」の中のワーキンググループ。中小企業・小規模事業者が賃上げを行いやすい環境を作る等の観点から必要な対策等について、省庁横断的に検討を行うためのものです。
省庁横断で検討を行うということで、中小企業庁、経済産業省、公正取引委員会、厚生労働省、農林水産省が提出した資料が紹介されています。

厚生労働省は、中小企業・小規模事業者の最低賃金引上げ力に関する資料を提出していますが、最低賃金引上げの影響が大きい業種への支援策を講じることなどが示されています。
今後、どのような検討が行われるのか、動向に注目です。

今回の配布資料は、こちらからご覧ください。
<「第1回下請等中小企業の取引条件改善に関するワーキンググループ及び第1回中小企業・小規模事業者の最低賃金引上げ力ワーキンググループ」の合同会合を開催しました>
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2017/170928torihikiwg.htm